J-Stage Navi 制作通信 11

【LiveUpCapsules『スパイに口紅』関係者の皆様へ J-Stage Navi制作通信  2017.1.21】

初日の幕があく。

制作業務のとても大事なお仕事の一つに「受付」がある。
出演者、スタッフ一人一人が「いらっしゃいませ。楽しんでくださいね」とお客様にお声をかけたい気持ちを代表して、制作者が出迎える。
まだ見ぬ「夢の世界」への入口である。

お小遣いで買った公演のチケットをカバンに入れ、公演の日が待ち遠しかったあの頃の気持ちを忘れずに。

が、夢の入口の舞台裏の受付業務は簡単なことじゃない。
チケットの準備の仕方は受付の肝である。技術も経験もいる。
キャパ数の少ない劇場が楽というわけでは決してない。
今回の『スパイに口紅』の受付はJ-StageNaviの百戦錬磨の早川あゆちゃん。
安心してお任せである。

受付、いや、制作のコツは。「繊細に、大胆に」だ。
「細かく、丁寧に」ではない。
ま、これはまた別の機会に書くと思う。

何度も舞台を経験している役者も、スタッフも胸の高鳴りと緊張の中、開演。
15ステージの開幕である。

当日券あります

初日観劇。
観劇後。「物語は世界を変える」に投稿。

『スパイに口紅』村田裕子
国家とは何であろうか。国家など存在しなかった時代には敵などいなかった。人は人を守ろうとするのに、人がつくったはずの国家は、時に牙を剥く。何なのだ。守ろうとした男たち。あの時代は確かに国を守ろうと生命をかけていた男たちがいた。J-StageNavi島田敦子』

本番を見届けた時、作品の感想をアップする。
書き始めるその瞬間に、それまでは考えてもいなかったことが思い浮かぶことがある。
「国家」とは、何だ。
こんなところまで考えが及んだ。
村田裕子への期待、更に高まる。

アンケートも知り合いのお客様からも大変好評!
胸にグッと来るは、男たちは何だかカッコいいわで、終演後のロビーは熱気に包まれる。

とにかく、お客さんがいっぱいきて下さいますように!!

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